周術期集中治療部

理念と行動指針

理念mission

患者安全を第1に、
世界レベルの標準的治療を提供します。

5つの行動指針Guidelines

  • 1患者安全を軸にした行動
  • 2チーム医療の推進
  • 3生理学とエビデンスに基づいた治療
  • 4適切な抗菌薬の使用
  • 5Post Intensive Care Syndromeの予防

特徴

1. GICUは麻酔科が運営しているhigh intensity type ICU
(集中治療医がICU全てに対して介入する いわゆるclosed ICU)です

22床(全個室)に対して、日勤帯は2〜3名、当直帯は2名の麻酔科医が24時間体制で専従しています。
毎朝、多職種カンファレンス:ブリーフィング(麻酔科医、感染症医、看護師、薬剤師、理学療法士)で当日の治療方針およびGICUのゴールを決定、確認します。
主治医は各科医師のままですが、全ての指示・治療介入にGICU専従医が関わるmandatory critical care consultationの形態をとることによって診療の質を維持しています。

2. 主に術後患者と院内急変患者が入室します

術後は、心臓外科、血管外科、腹部外科、呼吸器外科、脳外科、産婦人科などほぼ全ての外科症例が入室します。
院内急変は、心肺停止蘇生後、敗血症、呼吸不全、急性腎不全、意識障害の入室が多くなっています。
人工呼吸、血液浄化、体外循環、各種エコー、持続脳波を経験することができます。

3. 全身管理に長けた専門医が多数います

集中治療専門医5名、麻酔科専門医11名、救急専門医2名、外科専門医1名が在籍しているのでいろいろな教育を受けることができます。
また、診療看護師(NP)数名もGICUで重症患者管理を担っています。

4. overworkを良しとしません

人生にとって優先順位は仕事が1番とは限りません。
仕事以外の時間の充実が人生の満足度に関わるのではないでしょうか。
現在、当直日は24時間勤務ですが、当直明けは朝から休みになります。
当直回数は4~6回/月です。ピンポイントの有給休暇、1週間の長期休暇もしっかりとっていただけるように調整します。

募集・見学に関して

私たちと一緒に働いていただける仲間を募集しています。対象になるのは以下の方です。

  • 全身管理を
    学びたい
    医師
  • 集中治療
    専門医を
    目指す医師
  • 集中治療
    専門医を
    すでに
    持っている
    医師

経験、年数は特に制限ありませんが、一つだけ条件をつけさせてください。
それは「GICUに関わる全てのメディカルスタッフを大切にできる」医師です。集中治療はチーム医療です。全てのメディカルスタッフが各々の役割を果たすことによって良い治療ができ、惜しみない教育によって優れた医療者へと成長します。この考えを共有できる方たちと私たちは働きたいと考えています。

数カ月の短期研修も可能です。みなさんの希望に合わせて柔軟に勤務を調整します。また、進路相談やニーズに合った施設の紹介もできます。 まずはお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ

  • 周術期集中治療部 部長 野手英明
  • 麻酔科 奥村将年

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