Department of Anesthesiology

術前から術後までを総合的に管理

愛知医科大学病院麻酔科では年間6,500件以上の手術麻酔を管理しています。
麻酔外来周術期センターでは術前診察を行っており、手術室と同じフロアにある周術期集中治療室(GICU)では、術後の患者さんや重症患者さんの管理を行っています。
術前から術後までを麻酔科医が効率的に管理することで、麻酔に関する幅広い知識や技術の習得、高度な周術期管理を実践することができます。

充実した教育サポート

毎日行う抄読会では、麻酔・集中治療領域の最新の英語論文を取り上げ、専門知識の向上を図り日常診療に活かしていけるように取り組んでいます。
問題症例や麻酔管理で、予期せぬ問題が発生した症例についてディスカッションする検討会も定期的に行っています。学会発表前には予演会を行っています。活発な質疑応答が行われ、問題点の指摘と討論を通して効果的なプレゼンテーションとなるよう準備をすることができます。

大学病院における研究活動

当講座では、大学病院での最先端医療設備を生かし、新しい知見を得てより良い医療の発展に貢献するために臨床研究を積極的に行っております。
大学院では臨床研究だけではなく、日々の臨床業務で感じた疑問をテーマとして基礎研究も行っています。
最新の実験機器を完備した麻酔科研究室で、培養細胞や実験動物を用いて組織学的技術、遺伝子工学と分子生物学的な手法を駆使し、臨床の現場で活用できる研究を行っています。
また、研究の基礎的な素養とスキルを身につけた上で、海外の研究機関で医学研究に従事できる留学環境も整えています。

診療のご案内

  • 手術麻酔

    麻酔科では手術室において患者さんに安心、安全に手術を受けていただくため、適切な手術中の麻酔・全身管理を施行し、術後のQOLを良好に保つように努めています。

  • 集中治療

    手術後より安全にモニタリングを行うことのできる周術期集中治療室(GICU)では、術後の患者さんおよび重症の患者さんの循環、呼吸、鎮痛の管理を行っています。

  • 麻酔外来周術期センター

    手術前の全身状態を把握し、麻酔方法や合併症などの説明を行う術前診察を行っています。

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